内臓脂肪減量ダイエットでメタボ対策

内臓脂肪減量ダイエット

 

メタボリックシンドローム(代謝症候群)とは、心臓病や脳卒中を引き起こす危険の高い状態をいいます。メタボリックシンドロームは、肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症などの危険因子が集積する病態であり、「死の四重奏」と呼ばれていましたが、現在は「喫煙」を加え「死の五重奏」と言われています。

 

また、肥満にも男性に多い内臓脂肪型肥満と女性に多い皮下脂肪型肥満があり、リスクが高いのは内臓脂肪型肥満で、ウェスト周囲に注意することが必要です。

 

致死的な病気を発症するまで通常は無症状ですが、時に急性心筋梗塞などを発症し、場合によっては死につながることもある、潜在的に危険な状態と言えるので早期の対処が必要とされます。

 

WHO(世 界保健機構)によれば、メタボリックシンドロームにかかっている人は、現在、世界的に増え続けており、米国では成人の30~40%もの人が該当しているそうです。日本人では特に中年以降の男性に多く、一般の人の中では5人に1人の割合で存在していることが判明しています。

 

内臓脂肪ダイエットに効果的なのは有酸素運動で、酸素を効率的に使いながら体脂肪を燃焼させる運動のことです。ウォーキングやジョギング、水泳などがこれに該当します。また、食事については普通のダイエットと同様にカロリーをできるだけ抑えて、かつ必要なビタミン・ミネラル・タンパク質はきちんととるように心がけましょう。